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命の時間と旅立ちの時◆8-4 動物病院に思うこと④
2021 / 11 / 29 ( Mon )

④ 最後の病院


5月になってアイちゃんの体調に変化があったとき
どうしても掛かりつけ医に行く気にならず
選択した病院は、ずっと目の治療をしてもらっていた病院でした

元々は、ミニョンが小さい頃に白目部分が真っ赤になって
その頃掛かりつけだった一番最初の病院で治療しても全然治らず、
ネットで調べたら家の近所に眼科の二次診療をしている病院があったので
行ってみたのが始まりでした

院長が一人で診察している小さな病院で、
その院長はとても寡黙で無愛想な先生でした
最初にミニョンの目を診てもらった時も、ほとんどコミュンケーションがとれず
元の掛かりつけで出された目薬を持参で行くと
「これだけ?」と鼻で笑われました。。嫌な感じです
だけど、処方された目薬を注すと、たちまちミニョンの目が治ってしまいました
それから、目に何かあったらピンポイントでこちらの病院に通ってました
あまり通院の機会はなかったのですが…

15歳頃、アイちゃんは突発性前庭疾患を患いました
掛かりつけ医で診てもらったのですが、後遺症で斜頚が残ってしまいました
「それはしょうがないね」が掛かりつけの見解
だけど私は、少しでも傾きを改善したいといろいろ調べて
「鍼灸治療」が効果が出る場合もあると知りました
目のためのセカンドに使っていた病院は「鍼灸治療」も行なっていました

そこでアイちゃんの傾き改善のため鍼灸治療に通ようことにしました
最初は週に2回、翌月からは週に1回のペースです
鍼灸治療は時間が掛かるので、少しずつ先生とも打ち解けて
いろいろな話ができるようになりました
「予防医療」に力を入れていることや生の鹿肉食、サプリメントのプラセンタなど
私と近い考え方の点も多く「意外と良い先生なのかも」と思えるようになりました

そんな時、「どうして?」と思う出来事がありました
先生一人なので、アイちゃんの針治療の途中で(針を刺して時間まで待ってる間)
別の患者さんの診察に入ることもしばしば
入口は2つだけど中はワンフロアで、姿は見えないけど声は聞こえました
たぶん待合室で会ったトイプーちゃん
心臓病で別の病院に掛かっていてセカンドオピニオンの初診のようでした
ご夫婦のママさんは、今までの治療やお薬、現在の状況などを
熱のこもった感じで説明されていました
だけど先生は…なんて言うのかな、暖簾に腕押し?糠に釘? とにかく無言
そのうちママさんもだんだん言葉少なくなって…場がしーんとしてました
遠慮がちにママさんが「オゾン療法とかどうかなって思って…」と話されると
ぶっきらぼうな感じで「一応うちでもやってますけど」って先生が言ってたけど、
「一応」って何?
たぶんママさんはオゾン療法をしてもらえる病院を必死で調べてここに来たんだよね?
もっとその治療の効能や今までの症例から効果があった所見なんかを
話してあげるべきじゃないのかなって思いました
人見知り…なんでしょうか 良くわかりません
気のない風に「やってみます?」なんて言ってたけど、落胆してしまうんじゃないかな。。

アイちゃんの傾きはそれでもだいぶ改善されて、
それが鍼灸治療の効果なのか自然治癒なのかは不明だけど、
人柄はおいて「効果のある治療をしてもらえる病院」と私は思っていました

その後、アイちゃんが白内障を患ってからずっと診てもらってました


アイちゃんが心臓病と診断された後、
目のこともあって掛かりつけをこの病院へ替えることにしました

最初の入院の後、しばらく状態も安定していて
先生も療法食のダース購入を勧めたり、フィラリアのお薬
(掛かりつけで6月分までもらっていたので7月からの3か月分)の用意など
まさかそんなに早く旅立ってしまうなんて考えていなかったようです

アイちゃんが再度体調を崩してから最期の日まで
この先生と私の間には徐々に不穏な雰囲気が漂っていくことになります
そのことはアイちゃんの旅立ちまでの記事の中で書いていこうと思います


厳密に言えば、最後の病院はこの病院ではありません

アイちゃんの最期の日、午前中にこの病院を飛び出した私は
その足で調べてあった別の病院へ駆け込みました
その夜、アイちゃんはそこで命の時間を終えました


掛かりつけ医を過信していた私は病院を替えるなんて考えた事もなく
この10年でたくさん開院した動物病院をこの時まで全くチェックしていませんでした

本屋さんで(手芸の本を見に行った時)通りすがりに1冊の雑誌が目に止まりました
動物病院の特集記事が掲載されていて、全国の信頼できる病院ランキングも載っていました
手にとって見ると、ランキングの2位と3位は私の住んでる埼玉県の病院で
通える範囲にありました
昔、私が同じようなランキングの本を見た時とは全く違っていました

しつけや食事マナーまで、今は私がワンコをお迎えした頃の常識とはだいぶ変わっています
だけど、いつのまにか自分のスタイルができてしまって「それでいい」とアップデートを怠り
日々を過ごしてきてしまった事を、もっとしてあげられることがあったことを
その本を見ながら自分が情けなくなりとてもやるせない気分になりました


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