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命の時間と旅立ちの時◆8 動物病院に思うこと①
2021 / 11 / 18 ( Thu )

病院のことは、ずっといろいろ心にわだかまったことがあって
本題とはズレてしまうけれど、この機会に全部書いてしまいます

写真もありません
ミーちゃんとアイちゃんの写真を貼ろうと思ったけど…
とても貼る気にもならなくて

かなり長いので興味の無い方は読み飛ばしてくださいね



「良い獣医さん」ってどんな獣医さんでしょうか

たとえ偉そうにふんぞり返った嫌味な人間でも
愛犬の病気を治してもられるなら文句はありません
それは飼い主にとって良い獣医さん 私はそう思っていました

じゃあ治らない病気だったら?
命の時間、寿命をむかえようとしている愛犬の最期の時を託す先生

それはきっと、技術や知識ではなく
そっと愛犬と飼い主に寄り添って心を寄せてくれる、そんな先生

私は、そんな獣医に出会うことができませんでした

振り返れば、私の見る目の無さと、ミニョンとアインが健康に恵まれていたことで
愛犬の命を託す「病院を選ぶ」という一番大切なことに考えが甘かったと思います
そのことがとても大きな後悔です



① 最初の掛かりつけ医

昔々、アイちゃんは2歳の時に原因不明の病気になりました
しぶりと嘔吐を繰り返し、ごはんも食べられず元気もなく蹲っていました
日に日に弱っていくアイちゃんに、命の危険を感じていました

その時の掛かりつけは家の近くの開院したての病院
院長はすぐ近くの他の動物病院で副院長をしていた人で
大学病院での勤務経験があり、腕がいいと評判でした

この病院でとても酷い目に合いました
誤診です
でも、今でも許せないのはその時の院長の振る舞いの方です

公の場で書くつもりはなかったけど…
(だから昔のブログにも書かなかった)
ずっと心にわだかまってて、アイちゃんが旅立った今でさえ
思い出すと怒りと悔しさでいっぱいになります

もう時効かなって…
この機会に長年の鬱憤を書いてしまおうと思います



病院での診断は「誤飲」でした
レントゲンには写らないビニールや布などの柔らかいものを食べてしまって
腸を塞いでいるということでした
一刻を争うと緊急に手術を受けました

だけど何も出てきませんでした

「膜が張り付いていたのを切除しました」
そんな説明を受けました

何にしても手術は成功し、これでアイちゃんは元気になると思いました

ところが、術後の入院中に面会に行っても
あきらかに症状は改善されている感じはなく、
アイちゃんは、今でもはっきり覚えている、
「濁った灰色の力のない目」で、ぼんやり私を見つめていました

2日の入院の後、その状態のまま退院しました

帰ってからも相変わらず、しぶりと嘔吐
食欲も元気もありません

予後検診で回復しないアイちゃんを診た院長は
「リンパ腫かもしれないから、もう一度開腹して組織を取る」
と言い出しました
1週間前に手術をしたばかりで?体力もない今の状態で?

「少し考えます」と保留にして
その間、県内の大きな病院、評判の良い病院へ
毎日の様にアイちゃんを連れて行きました

その度にレントゲン、血液検査を受けなくてはなりません
だけど結局、不調の原因は分かりませんでした

「ただの便秘です。便秘用のフードを出します」
と言われた病院もありました

そんな時、知人が紹介してくれたのが
その後ずっと掛かりつけになる病院でした

この病院のことは②で詳しく書きますが
私はそこに転院することに決めました

診ていただいた先生(転院を決めた病院の院長)から、
最初のレントゲンと手術の詳細が分かるものを求められたので
掛かりつけ医にレントゲン画像、カルテの写しをもらいに行きました

ところがそこで、院長はとんでもないことを言い出す始末
「レントゲンはあの時故障してて写ってない」
「手術って言っても特に何もしていない」
レントゲン代も手術代も入院費も払いましたよね??

キレそうになるのを堪えて、それでもいいのでお願いしますと頼むと
カルテは出せないと目も合わせず言われました
じゃあ、手術の内容を書いてくださいと頼むと
忙しいので診察が全て終わってからじゃないと書けないと言うので
「待ってます」と言い、閉院時間まで待ちました
誰もいなくなった待合室で、
病院のメモ書きにたった4、5行書いたものを渡されました
そっけなく、冷たい目で



どうしてそんな病院へ行ってたの?って言われそうですが、
この病院、繰り返しになりますが、先生は優しくて腕も立つと評判の病院だったんです
今でもネットの口コミはとても良く、
大きな立派な病院で、いつも患者さんで混みあってます
(私が掛かってた時は引越し前の開院したての小さな病院でしたけど)
だから私は口コミ情報を全く当てにしなくなりました

優しい先生、と評判のようですが
私にはプライドだけやたらと高い、冷たい人間にしか思えません


この病院でもう一つ、私が許せなかったことがあります

アイちゃんの予後検診で通院していた時のこと、
素人の私の目で見ても、とても状態が悪そうなハスキー犬を何度か見かけました
たぶん、もう病院で出来ることは無かったのかもしれません

それでも、苦しむ愛犬を見れば
少しでもその子が痛みや苦しさから解放されるように、
少しでも穏やかに過ごせるように
すがるような気持ちで病院へ連れて行く思い、誰だって同じです

診察室は半分ガラス張りで、待合室から中の様子が見えました
診察台の上で力なく横たわっていたハスキー犬、
その子を愛情いっぱいの目で見つめながら心配する飼い主さんを
まるで避けるように目を背けて通り過ぎる院長

なぜ声を掛けてあげないのかなって思いました
「少し待っててくださいね」でもいいから…

診察の番になって、私も心配で見ていました
苦笑いのような顔で言葉少ない院長は
たいして触れもせず、2言3言飼い主さんと話して診察は終わりました

ただ見ていただけの私でさえとても悲しい気持ちになりました
飼い主さんのお気持ちを思うと言葉になりません

例え、治療は何もしてあげられることがなかったとしても
頑張ってきたその子に「偉いぞ、キミはすごいね」って
頭を撫でながら優しく声を掛けてあげることはできたはず



あの日からもう16年、
患者さんでいつも混みあってるその病院で
院長がいつかの段階で気づき、誠意と本当の気配りで
病気の子の治療に精一杯の情熱を向けてくれていればいいけどね
(私はもう二度とごめんだけど)


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