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命の時間と旅立ちの時◆6
2021 / 09 / 17 ( Fri )

蝶のエピソード


アイちゃんと白い蝶



~白い蝶


アイちゃんと一緒に楽しいお正月を過ごし
ミーちゃんの一周忌法要を終えた1月

そして2月、中旬にもなると暖かく過ごせる日もあって
「そろそろミーちゃんの蝶に会えるかな?」って楽しみにしていました


だけど、なぜか今年は全くと言っていいほど
黄色い蝶を見かけることがなくなってしまいました


3月になっても、4月になっても


代わりに見るのは白い蝶でした

去年も白い蝶は見たけど…
違うんです

白い蝶は私たちにとっては特別な存在ではなく
あまり気にかけたこともなかったけれど
気にかけないわけにはいかないくらい近くに寄ってきて飛び回る
ミーちゃんの黄色い蝶のように

どこに行っても近づいてくるのは白い蝶



妹とアイちゃんのお散歩しながら
「去年あれだけ黄色い蝶を飛ばしたからミーちゃんが飽きちゃって
今年は白い蝶にしたんじゃない?」
なんて冗談を言ったり、

たくさん読んだスピリチュアル系のサイトで
「故人は蝶や蜘蛛に姿を変えて親しい人に会いに来る、
その中でも白い蝶は一番格が高い」って書いてあったので
一年経ってミーちゃんは天国で格が上がって、
白い蝶を飛ばせるようになったのかもね、なんて話したりしていました




5月24日のこと、
私とアイちゃんでいつもの公園にお散歩に行きました

公園をぐるっと一周歩くいつものコース

小さな草原のスペースに近づくと、
白い蝶が何羽も飛ぶのに出会いました

そしてその草原を見たとき、思わず目を疑いました
数え切れないくらいの白い蝶が草原一面にあふれるように飛んでいたんです
それは私が今まで見たこともない、幻想的でとても美しい光景でした

白い蝶
(上手く写真に撮れなかったのでイメージです。もっと全然すごかったんですけど)

感動して、しばらく立ち止まって見入っていました


私は、その光景があまりにも夢のようにきれいだったので
「天国ってもしかしたらこんなところなのかもしれない」
そんな風に思いました


アイちゃんは目が見えなかったけど、抱っこして
「ほら~、すごいね蝶々がいっぱいだよ」って話しました

アイちゃんは…、抱っこが嫌で「下りたい」ってばたばたしてて、
今から思えば何だか落着かない感じだったのかな。。

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公園で遊んだこの日、アイちゃんは元気で楽しそうに見えました
でもこの数日後、ごはんを食べなくなって、念のため行った病院で、緊急に入院することになってしまいました




そしてその時、うっすらと静かに
…もしかしたらアイちゃんの命の時間の終わりが近いのかもしれない
白い蝶を見ながら、そんな思いが心をよぎりました

それはずっと春先から白い蝶を見るたびに
漠然と思っていたことでした

私も妹も口には出さなかったけど


後になって妹が
「白い蝶を見るのが嫌だった。だから避けていた」
と話してくれました


ミニョンが、知らせてくれていたんだと思います


もうあまり時間が残っていないこと
だから精一杯、アイちゃんとの時間を大切に過ごしてって
そして心の準備をしてって




アイちゃんが旅立つ2日前、6月24日のこと
その日は妹が有休を取って朝からアイちゃんの病院へ行ってくれてました
私は通勤のため、最寄り駅に向かうバスを待ってました

ふと見ると道路向かいの家の前に白い蝶が飛んでいました
「あぁ、あの蝶はきっとこっちに来るんだろうな」
ぼんやりと、でも確信をもってそう思いました

そして蝶は私の方へ向かって飛んで来ました
私のすぐ横を飛んで、右のほうへ行き
そこで留まってふわりと上下に3、4回ほど飛んでから飛び去りました

私はずっと蝶を見ていました
そして思いました
…もう時間なんだね

そう思ったら涙が止まらなくなってしまいました
出勤前のバス停で一人で空を見上げて泣きました





…でも、冷静になって考えました
そんなことはきっと思い過ごし
アイちゃんの体調が悪くて弱気になってるから
だからこんな迷信みたいな話を信じてしまってるだけ
誰かが聞いたら呆れられる
しっかりしなくては




アイちゃんが旅立つまでの1ヶ月は、
”アイちゃんの時間がもうあまり残っていないのかもしれない”という思いと
”大丈夫、きっと元気になってくれるに決まってる”、という思いが
波の様に次々に押し寄せて、心をざわつかせていました


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